小4娘の上の前歯の永久歯が埋伏歯になっているため
現在急速拡大装置を着けて経過観察をしています。
思った以上に速いスピードで歯列が拡がっているように思います!
今回は42日目健診での様子~
その後1か月間の変化についてまとめていきます。
目次
42日目健診を受診!左前歯の乳歯は抜歯になった?
急速拡大装置を着け始めてちょうど1か月後に、
あれだけ頑丈だった左上前歯の乳歯が
グラグラし始めて、急速拡大装置の効果を実感していました。
このままどんどんグラグラになって、
自然に歯が抜けることを期待していたんですが、、
甘かったです‥汗
なぜかその後に左前歯の乳歯は歯のグラつきがおさまり、
また再び歯茎の骨にひっつき、頑丈な状態に戻ってしまったんです。
正直驚きました。
普通はグラグラしたらそのまま抜けていく気がするんですが‥。
歯医者さんによると‥
「顎を拡げていったことによって、歯がベリっと剥がれてグラグラになったんですが、結局そのあとにもう一度ひっついてしまった状態です。
例えば、シールがベリって剥がれたけど手を離したら元に戻って、またノリ付けされちゃったような状態に似ています。
レントゲンを撮って確認してもらったところ、下の歯の状態を考えると、今 骨とひっついている乳歯は早く抜いてしまった方が良いと思われます。なので抜きましょう。このまま置いておくと、また同じような状況を繰り返すと思いますが、早く取ってしまう方が本人もラクだと思います。」
ということで抜歯することになりました。
その他の経過は至って順調で良好でした。
だいぶ上アゴが広がったのに、それほど広がって見えないのが良い状態なんだそうです。
中の装置を見るとネジ巻きの部分がガバっと拡がっているんですよね。
これだけ拡がると1cmくらい前歯のすき間が拡がって見えるのが一般的ですが、そう見えないのは寄ってきているということ。
やはり年齢的に見ても治りやすいことが考えられるそうです。
上の前歯の乳歯は保険適用で抜くことになりました。
歯茎にぽっかり穴が開きました。
歯を抜いたあとは、30分~1時間ほどは麻酔が効いている関係で、食べ物を食べてはいけないと注意を受けました。
下顎に矯正装置を装着!痛いときの対処法まとめ
今回の健診で下顎に舌側弧線装置という、歯の裏側にワイヤーを沿わせて歯列を拡大する装置を着けました。
細い針金のワイヤーですが、歯が動くので今日から1週間ほど痛みが出るそうです。
もし実際に痛かったら特にすることはなく、ガムをしっかり噛むことで対処するんだそうです。
なんと、ガムを噛むことで早く歯が動くんだそうです!
また、歯の痛みが紛れるので、痛いと感じたらひたすらガムを噛み続けることが大事とのこと。
舌側弧線装置の取り扱い注意点としては、針金の外翼が常にメインアーチの上にあるようにする必要があります。
もし下に入り込んだら、ピンセットが指でポンっと上にあげて針金を正しい位置に戻します。
何回やっても下に入ってしまう場合は、2、3日経ってから再チャレンジすると上手くいく場合があるそうです。
細い針金なので、舌や指でしつこく触ると折れやすいので触らないようにします。
もし奥歯に引っ掛けた輪っかが外れたらどうする?
その場合は指で元のようにはめてみて、はまる場合はその状態で歯科医院へ来院します。
輪っかが浮いたままだと、ほっぺたを噛みやすくなるので気を付けなくてはいけません。
装置自体は上あごの急速拡大装置と同じく、汚れがたまりにくく作られているそうなので、そんなに頑張って歯ブラシで磨かなくて良いそうです(またまた意外!)。
針金が歯茎に密着しているので、歯茎を傷つけないようにするためもあるんですね。
また1か月後に歯科医院で、歯の掃除をしてもらえるのでそのときにキレイにしてもらえば良いそうです。
たしかに以前、頑張って歯磨きし過ぎて上あごの歯茎を傷つけて、流血したことがありましたっけ‥。
歯の汚れが気になっても冷静になり、気を付けて歯磨きしたいと思います。
下顎に親知らずが出現して来ているので抜歯を進められる
レントゲンを確認したところ、下顎に親知らずが1本出現し始めました。
親知らずは、まだでき始めのときはグミのような固さで、抜くときにラクなんだそうです。
本人的にもツラさが最小で済むそうで。
なので「次回に親知らずを抜く予約をして下さい」と言われました。
しかし‥実は悩むところがあり、毎回の歯科健診時に”管理料”という名目で、矯正装置代に加えて毎月5千円の費用をお支払いしています。
その状況でさらに親知らずにもお金がかかるとなると‥。。
親知らずの抜歯代は保険が効かず、1本抜くのに1万7千円かかるそうです。
これが今後も3本あり、合計で4本あると思うと、家計はかなり苦しいですね。
主人は「大人になってから自分で抜いてもらおうか。」と話しており、ちょっと考えることにしました。
しかし、なぜ歯医者さんはそこまで親知らずを抜きたがるのでしょう?
前回もそれとなく歯科衛生士さんに親知らずのことを言われましたが、「必要がなくなったときに抜くのでも良いのでは?」と素人目で考えてしまいます。
あまり考えたくないですけど、親知らずを抜くべき明確な答えがないと、疑問はつのるばかりになりますね‥。
歯を完璧な状態に持って行くって本当に大変なことです。
鼻の穴の中にあった固い物体が消えた!?
急速拡大装置を着け始めて、およそ2か月目の朝食中に娘がこんなことを話してくれました。
初回のCT撮影のときにも指摘されていましたが、娘の左顎&左鼻は右に比べて発育があまり良くありませんでした。
左だけ日常的な鼻づまりも見られるし、うまく成長できていないようでした。
そして左鼻の穴の中に、歯の先っぽのような形をした固い物体が今まであったそうですが(初耳でした)、いつの間にかその物体が消えていると言うんです!!!
当初の急速拡大装置を始めたきっかけとなった、
上あごの左前歯の永久歯の埋伏歯がどうやら下に伸びて来てくれているようなのです。
と言うのも本人が最近になって、左の鼻の下の歯茎の中に固い物があるのが気になり、ずっとベロで触って観察していたようで。
だとしたら、こんなにうれしいことはありません!
歯医者さんに「自然に生えることは難しいかもしれない」と言われた、埋伏歯がこのまま生えて来てくれたら‥!と考えると、居ても立っても居られません!!
やはり歯が生えるスペースができたことは、発育上でも大きいことなんですね。
身に染みて実感しました。
ついにネジ巻き60回転が終了
歯科医師の先生の方針だと、急速拡大装置による歯列拡大は正回転→逆回転を繰り返し行い、歯茎の骨に刺激を与えて歯列を拡大していくそうですが、娘の場合は9歳という年齢であることから、いつ顎の骨が固まってしまうか分からないということで、正回転のみをひたすら続けてきました。
そして装置の限界数である60回転までノンストップで回し続けてきました。
鼻血も度々出ていましたし、毎日ネジを巻いても良いのか少々不安に思うこともありましたが、なんとか無事に1個目の装置がすべて巻き終わって良かったです!
なんだかんだ言っても、一番頑張ったのは娘です。
慣れない矯正装置を着けて給食を食べたり、シュガーコントロールを積極的に頑張りました。
弱音というよわねを吐かずにここまでこれたことをしっかりほめたいと思います。
このまま固定期間に入るのか、もう1個新しい装置を入れてネジ巻きしていくのか先生の判断はどうなるでしょう?
次回また先生のお話をしっかり聞いてきます。
急速拡大装置2か月経過後の悩み
現在の悩みを挙げるとしたら、相変わらず食事に時間がかかりすぎていることです。
夕飯に少し噛み応えのある食事や、麺類、繊維類なんかを出したら、食べるのに普通に2時間超ほど時間がかかります。
さすがに時間がかかりすぎですよね。
元々食が細い子なので、ガツガツ食べるタイプとは程遠いですが、食べれないことで小学校のお給食の時間も苦労しているそうです。
今までの半分も食べれなくなっているのだとか‥。
矯正装置を着ける前は、なんとか時間内に給食が完食できていたのですが。
どうにかコツ(?)を掴んでテンポ良く食べれるようになって欲しいです。
繰り返しになりますが、せっかく成長期の時期に差し掛かる頃だと思うのに、母親としてはもどかしい気分です。
下の子達はモリモリ食べて体が大きいのに。
しかし矯正期間はいずれ終わるので、そのときにたくさん食べれるようになるように娘とその日を楽しみに待つしかないかなと思いました。
早く健康的な顎の大きさ&歯列になることを願うばかりです。