前回の歯科医院での診察で
左前歯だけでなく犬歯も埋伏歯であることが分かり、
これから娘の上あごに急速拡大装置を取り付けて
あごを拡げる治療が行われることになりました。
娘は今まで2年強ほど
寝るときだけ床矯正を行っていたので、
矯正装置を入れること自体に抵抗はないようですが、
クラスの友人にも矯正装置を着けていて
しゃべりづらそうにしていたり、
給食を食べるのに時間がかかっている子がいて
そのあたりの心配があるようでした。
しかし、前回の診察から
少し長めに考える時間をいただいたので、
親子で矯正装置を装着後の生活をじっくり
シミュレーションすることができました。
そして、娘の心も決心が付いたようです。
いよいよ急速拡大装置を装着することになります。
今回は、以下のことをまとめました。
・ネジの回し方
・注意点について
まずは 上あごの型取りを行う
![](https://kosodate2525.com/wp-content/uploads/2019/05/2a88882a863358deb0f00fc6ff02b194_s.jpg)
子どものあごの成長を考慮して、
顎の型取りと急速拡大装置の取り付けを
2日間連続して行います。
実は以前に
別の歯医者さんで床矯正治療を行っていたときに
装置を作ってから取り付けるまでに
日にちがあいてしまったら、
形が合わなくなってしまったことがあったので、
立て続けで行う理由がよく理解できました。
成長して口の中の形が変わることがあるんです。
今回、急速拡大装置の輪っかを
左右の第一乳臼歯と第二乳臼歯に
取り付けることになるので、
歯と歯の隙間を作るために、少しだけ削りました。
もちろんのこと、この4本の歯は乳歯なので、
これから抜けるので削っても心配いらないとのこと。
「汁ものが少し染みるかもしれません。」
と歯科衛生士さんに言われながら処置をしてもらいました。
そのあと娘は小学校へ登校していきました。
いよいよ明日の夕方に急速拡大装置をセットします!
ついに急速拡大装置をセットし、ネジの回し方を教わる
![](https://kosodate2525.com/wp-content/uploads/2019/05/SnapCrab_NoName_2019-5-29_18-59-59_No-00.png)
急速拡大装置が完成!まず慣らしながらトレーニングを教わる
小学校の授業が終わり、家族全員で歯科医院へ到着しました。
前日に型取りして作ってもらった
急速拡大装置が無事に出来上がっていました。
まず歯のクリーニングを行ってから、
口のなかで慣らすためにセメントをつけない状態で
装置を歯にはめてみます。
私たちはその間、待合室で待機していましたが、
前日に娘が「痛いかな~?ちょっと怖いな‥」と心配していたこともあり、
勝手にドキドキしていました^^;
歯科衛生士さんに呼ばれて、恐るおそる診察室に入る 私たち夫婦^^;
診察室に入り娘の顔を見ると、
ケロっとした表情で座り、
舌で口の中の装置を触っている様子でした。
泣いたり怖がったりすることもなくて、私たちは一安心しました。
娘が装置に慣れているうちに、
私たちはこれから娘が毎日行う
トレーニングのやり方について説明を受けました。
・姿勢のトレーニング
・鼻呼吸のトレーニング
・噛む力をつけるトレーニング
どのようなトレーニングなのかは、
また別の機会にお話したいと思います!
トレーニングの手順の
イラスト説明付きの冊子をいただいて、
それを見ながら一つずつ
歯科衛生士さんが実践してお手本を見せてくれます。
娘のためにここまでやっていただけて本当に感謝です(涙)
そしてトレーニングのやり方と、
毎日の記録簿の書き方を教えていただいたら、
急速拡大装置をセメントでくっつける時間になり、
私たちは一時退室しました。
ネジの回し方や注意点を教わる
ついに娘の上あごに急速拡大装置が接着されました。
やはり先ほどと同様に、そこまで違和感はないようです。
口を開けると、ネジの穴が見えています。
![](https://kosodate2525.com/wp-content/uploads/2019/05/SnapCrab_NoName_2019-5-29_18-44-33_No-00.png)
1日1回、手前から奥まで90度ネジを回します(1回転0.2ミリ)↓
![](https://kosodate2525.com/wp-content/uploads/2019/05/SnapCrab_NoName_2019-5-29_13-8-42_No-00.png)
![](https://kosodate2525.com/wp-content/uploads/2019/05/SnapCrab_NoName_2019-5-29_13-7-56_No-00.png)
ネジ回しには正回転と逆回転があり、
まず21日間は手前から奥に向かって回す
正回転を行っていきます。
回転させるのを忘れて
翌日にまとめて二度回転させたり、
一日に何度も回すのはNGだそうです。
歯が脱落する恐れがあるのだとか!
急速拡大装置のネジを回転させていくと、
しばらくして痛みを訴えたり
顔周りに変化が起きてくるそうです。
・鼻血や鼻水がでる
・眉間がむずかゆくなったり、鈍痛がある
・上前歯をさわると痛い
・乳歯が抜ける時期が早まる
これらはすべて好転反応ですので、心配いらないとのこと。
上あごを拡げることによって、
前歯と前歯の間が最大12ミリ広がることになるそうです。
その後は、およそ半年ほどそのまま装着し続けるか、
次の装置に移行することになります。
装置を入れたら、これから
さぞかし歯磨きが大変になるかと思いきや、
意外にもたんぱく質は唾液で洗浄されていくので
装置はそれほど磨かなくて良いそうです。
もちろんシュガーコントロールを行ってこそですが。
(※シュガーコントロール‥ジュース、飴、ソフトキャンディー等を摂らないようにすること)
それ以上に、念入りに歯磨きをしすぎて
歯肉を傷つけないように注意されました。
最近のコメント