【母乳育児中】のアロマテラピーの効果・効能~レモングラス編~

アロマテラピーといえば、特集がテレビで組まれたり、アロマテラピーのグッズはいつでもどこでも手に入り、ずいぶん私たちの身近な存在となりました。

よくショッピングモールの専門店でも必ず1店はアロマの精油を扱っているお店があり、買う目的がなくてもアロマの精油を手にとって眺めているだけでなんだか楽しくなりますよね。

私自身、アロマテラピーの”あ”の字も知らないときでも、「この小さい瓶、どうやって使うんだろう?」「この石鹸良い香りだな~買っていこう♪」といったかんじでよく癒しの店に足を運んでいました。

なんだか好きな香りに包まれると幸せな気分になれるんですよね。

それから仕事先でアロマテラピーを取り入れていたので、さらに興味が湧いて今に至りますが、アロマテラピーの精油のなかでも”レモングラス”はうれしい効果がたくさんあります。

もちろん授乳中でも使えて、お母さんの母乳の出を助けてくれたりとおすすめの精油の一つでもあります。

香りはレモンに似たスキッとしつつも、ほわっとした甘めの香りで、香りの好みが分かれるエッセンシャルオイルのなかでも、わりとレモングラスがお好きな方は多いのではないでしょうか?

今日はそんな、どのようなシーンにも使えそうな万能なレモングラスについて書いていきます。

レモングラスとは

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レモングラスの発祥はインドとされ、元々は東南アジアの熱帯地域を中心に自生していた植物です。
一見、雑草のような見た目をしていますが、葉を折ったり、揉むなどするとレモンの様なさわやかな香りがするのが特徴です。

レモングラス精油の歴史

レモングラスはアジアでは古くから薬草としても利用されてきた歴史を持ちます。

インド伝統医学としても有名なアーユルヴェーダでは「冷やすハーブ」と呼ばれ、発熱・感染症・吐き気・腫瘍の進行を食い止めるための治療薬として数千年前から利用されてきたと言われ、また殺虫剤としても用いられていました。

また、中国の伝統医学では頭痛や腹痛などに対する鎮静・鎮痛の生薬として利用されています。

そのためレモングラスはインド料理や東南アジア料理で広く使われています。

カレーやトムヤムクンなどの煮込み料理の風味付けや、肉や魚の臭い消しとしても使います。

またレモングラスはハーブティーとして飲まれており、世界各国で広く普及しています。

日本でのレモングラスの栽培

レモングラスは高温多湿な環境を好むハーブです。

レモングラスの原産地であるインドでは一年中栽培を行うことができますが、もともと熱帯の植物のため寒さには弱く、日本では秋から冬にかけて低温により栽培できないため夏場の栽培期間中に収穫を行うことが多いです。

日本では佐賀県武雄市の農場で広くレモングラスが栽培されています。

レモングラスの効果

レモングラスの成分

レモングラスには東インド型と西インド型があり、香りにさほど違いはありませんが、レモングラスの主要成分である”シトラール”の含まれている量が東インド型の方が多いとされています。

そのシトラールですが、とても幅広く万能な効果を持ち、以下のような作用が期待できます。

・抗菌作用
・抗真菌作用
・抗炎症作用
・抗ヒスタミン作用
・抗がん作用
・鎮痛作用
・鎮静作用

ちょっとした体調不良ならレモングラスで治ってしまいそうですよね。
(エッセンシャルオイルの飲用は危険なので絶対にやめましょう。)

他にもシトラールは虫が嫌う成分でもあるので虫よけとしても使われています。

シトラールには皮膚刺激に注意が必要で、希釈した精油でもアレルギー反応が起こり、発疹や炎症、水ぶくれなどを引き起こすことがあります。気を付けましょう。

母乳の出を良くする作用

レモングラスのなかで、お母さんが一番うれしい効果と言えば、母乳の出を良くする作用です。

インドのアーユルヴェーダではレモングラスを母乳の出を良くするために使われてきたという歴史があります。

現代では母乳育児に役立てるためにハーブティーを用います。

母乳の出を良くするハーブティーはラズベリーリーフやフェンネルなどいくつかありますが、レモングラスもそれほど作用は強くないものの、授乳中にオススメとされるハーブティーにもブレンドされることがあります。

胃腸の働きを助けてくれる

レモングラスは胃の働きを助け、消化を促進してくれる効果があり、食べ過ぎによる消化不良・胸やけ・吐き気などに効果的です。

また、抗菌・殺菌作用があるので腹痛や下痢の症状の緩和にも有効とされていますし、腸内のガスを排出するよう促す作用もあるのでお腹が張って苦しいときにも活用できます。

夏場の食欲が落ちるときや食後の胃もたれ時にハーブティーを飲むと効果が期待できそうです。

風邪やインフルエンザ予防

シトラールには抗菌・抗真菌作用があり、ハーブティーを飲むことでウイルスや菌から体を守り、風邪予防になりますし、喉の痛み、炎症や咳の緩和にも効果を発揮してくれます。

また強い殺菌作用があるので、お湯を溜めた洗面器にレモングラス精油を垂らし、足をつけて洗うと、水虫の治療にも役立ちます。

筋肉痛や疲労を感じたときに

レモングラスと言うと、その作用のなかで”筋肉疲労”緩和が一番に思いつく私ですが、前に勤めていた職場でも置いてありました!レモングラス。

整体・リラクゼーションの仕事だったので、そこの利用者さんが「昨日たくさん歩いてね。」とおっしゃればレモングラス精油を垂らしたマッサージオイルを作り足やふくらはぎの揉みほぐしの施術をしました。

レモングラスは血液の循環を良くし、疲労の原因となる乳酸の分解を促進します。

血流が良くなるので、冷えによる疲労感も取り除いてくれます。

冷え性やむくみの緩和

シトラールには血管拡張作用があるとされており、血行不良や冷え性の緩和にも効果的ですし、リンパの流れを促進する働きがあるのでむくみ対策にもなります。

私は冬場になると、足が冷えて眠れなくなるときがありますが、そんなときは手浴・足浴をして体の末端をあたためています。
手浴・足浴に使う精油は大体、レモングラスかブラックペッパーです。

2つとも皮膚刺激がある精油なので使用料量に注意が必要ですが、とてもあたたまり、すぐ眠りに付けるので、おすすめです。

自律神経を整える・抗うつ作用

レモングラスには鎮静作用があるシトラールや抗うつ作用を持つゲラニオールなどの成分が含まれています。
セロトニンの分泌を促すことで抗鬱作用を発揮します。

不安感を和らげ、自尊心を取り戻し、精神を高揚させるといった効果が発揮されます。

また、副交感神経の働きを助けるので、リラックス状態に入りやすくしたり、自律神経のバランスを正常化する効果が期待されます。
不眠の体にやさしく作用します。

まさに育児疲れのお母さんの体に持って来いですね。

レモングラスの取り入れ方

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休憩時に!ハーブティーとして取り入れる

ネットショップやショッピングモールなどにある「ハーブティー専門店」で売っています。

レモングラスのハーブティーは生の葉のタイプと乾燥したドライタイプとあり、生の葉があればそちらを試してみても良いかもしれません。

ですが、ドライタイプの方が扱いやすいです。

レモングラスだけではなくて、他にも母乳の出を良くするものや、ホルモンバランスを整えるものなどあるので、授乳中の旨を店員さんに伝えておいしいハーブティー選びをすると楽しいですね。

母乳育児中の飲み物はたんぽぽコーヒーが有名ですが、やはり飽きを感じる場合もあるので、いくつかティーバックやお茶っぱを揃えて、その日の気分で飲み分けるとリフレッシュにもなります♪

私は、まだ子ども達の母乳回数が多かったときは、

・たんぽぽコーヒー
・ルイボスティー
・ごぼう茶
・レモングラス入りのハーブティー
・黒豆茶

これらを日替わりで飲んでいました。

私にとって苦手な水分補給でしたが、香りを楽しんで飲むことができました。

お風呂に入るときに

お母さんだけでお風呂に入れるときに、浴槽内にレモングラスの精油を垂らして、入浴剤として楽しめます。

赤ちゃんのアロマテラピーの使用は、芳香浴だけなので、一緒に入浴ができないのが残念です。。
(芳香浴とは、お部屋でアロマランプなどに精油を垂らしてあたため、その漂う香りを楽しむこと)

浴槽300~400リットルで6滴以内とされていますが、レモングラス精油は皮膚刺激がありますので、様子を見ながら滴数を調整されると良いと思います。

とても体があたたまり、寝つきが良くなります♪

赤ちゃんといつもお風呂に入るというお母さんは先ほどご紹介した、手浴・足浴だと手軽に楽しむことができます。

マッサージオイルを作る

リラクゼーションのお店よくで使われているのが、スイートアーモンドオイルやホホバ油などの植物油ですが、そういったキャリアオイルに精油を混ぜてマッサージオイルを作ります。

精油の混ぜる滴数は1%の希釈率にする場合、キャリアオイル10mlに対し、精油2滴を入れます。

それをよく混ぜて脚や腕、首肩など疲れた部位のマッサージに使用します。

凝っている部分を直接、オイルですべらせてマッサージするので老廃物が流れやすくスッキリできます。

ですが、まったく初めての場合はあまりたくさんオイルを作らずに、少量で様子をみます。
あまり強くマッサージすると揉み返しが起こりやすいので要注意です。

まとめ

レモングラスは使いやすく、たくさんの効果が期待できるので1本はあると良いですよね。

母乳育児中になんだか疲れたな~というとき、気持ちをシャキッとさせるのにレモングラスを使っていました。

1回の使用量ってごくわずかですが、植物の成分がギュッと詰まっているので、入浴時でもマッサージでもちゃんと効果が感じられ、精油のすごさを感じました。

赤ちゃんがもう少し大きくなると(3歳頃になると)一緒にお風呂も入れるので、家族みんなで使えますね。

みんなで心も体もシャキッとしましょう。