赤ちゃんの成長は日々目まぐるしいものがあり、「あれ!いつの間にか目が合うようになったな」とか、ベビーベッドに吊り下げているメリーをさわろうとするようになったり、「昨日から笑ってくれるようになった~」などと、昨日できなかったことが今日はできるようになっていたりします。
毎日どんどん違う姿を見せてくれるわが子に「わぁかわい~!」と日々の育児疲れを癒してもらえますが、そればかりではなく、もちろん成長に伴う悩みだって出てきます。
生後1か月過ぎに目の前の物が見えるようになってきたようで、寝ている目の前のメリーをじっと見つめるようになりました。
おもちゃを目の前で動かすとそれを目で追うなんてこともできるようになり、赤ちゃんの初めての反応でとてもうれしかったのを覚えています。
それから生後2か月のあたり。
いよいよ目の焦点がしっかり合うようになり、顔を近づけると、なかなかの目力でじっと見つめてくれるようになりました。
私の存在を意識してもらえてる!と思い、赤ちゃんが起きているときはよく「ばあ!!」と顔を近づけて遊びました。
3人目きいちゃんは驚きの成長を見せてくれて、2か月過ぎのまだほやほや赤ちゃん期にすごーく笑うようになりました。
よく言う「新生児微笑」(新生児期に起こる、本人の意思と関係のない、生理的なほほ笑み)とは違い、にこぉって笑うやつです。
本当によく笑い、顔を近づけるだけで笑顔になってくれるので、それはそれはうれしかったです。
あまりに笑うので、検索魔の私は「よく笑う 赤ちゃん」などと検索窓に打ち込み、生態研究をしたほどでした。(笑)
今でもよく笑う子ですが。
問題は生後3,4か月目頃からなのですが、このあたりから本格的に赤ちゃんは視力が良くなりはじめ(0.04~0.08くらい見えているそう)、起きているときはかなりキョロキョロし始めます。
そんなとき赤ちゃんに授乳するのがとても大変になります。
私自身、正直言ってかなりイライラすることもありました。
授乳中に乳首から口をパッと放して、物音のする方を見たり(←テレビの音、インターホンの音、上の子が遊ぶ音、その他生活音など何にでも反応する)、
少し母乳を飲んだら乳首を口でびーっと引っ張って遊び始めたり(←乳首を引っ張った後、私の顔を見てニヤッと笑う‥)、
しまいには 授乳中にのけ反って周りの景色を楽しみだすという、おそろしい行動に及びます‥。
何か良い対策法はないか考えてみます。
静かな環境をつくり授乳する
まず一番にするべきことはやはり静かな環境を作ることです。これ手っ取り早いです。
テレビを消して授乳する。
もしくは上の子がいる場合は可能なら別室へ行き授乳する。
その間は上の子がとびっきり大好きなテレビ番組を付けておいて集中してもらう。
(それでも授乳している部屋に来ちゃったりしますが‥。)
私はしっかり飲ませたいときは寝室に行って授乳しました。
私の背後は真っ白な壁で、物がごちゃごちゃしていないし、赤ちゃんがキョロキョロし過ぎることがなかったです。
数か月は遊び飲みが続くので、家族ルールとしてお兄ちゃんお姉ちゃんともしっかりお約束しておくと良いです。
授乳時にケープやタオルケットを活用する
外出中、車の中で重宝したのですが、授乳ケープやタオルケットです。
これを羽織って赤ちゃんの視界を暗くして授乳しました。
よく車内で授乳するときは物音の方より、キョロキョロすることが多く悩んでいました。
やはり普段と違う周りの景色が刺激的のようで、首の力も強く、のけ反りを静止するのはとても大変でした。
あまり大変なときは目隠しをしたら良いんじゃないか?と思ったこともありましたが、始めキョロキョロしていても少しずつ静かになり、眠っていくときもありました。
授乳時の抱っこの仕方をいろいろ変えてみる
赤ちゃんがキョロキョロするのを逆に利用するやり方なのですが、普段横抱きで授乳するのを、私の左右それぞれの太ももの上にまたがらせて、縦抱きで授乳する というものです。
これだと視界が変わって新鮮なのか横抱きの授乳より、わりと長持ちしました。
他にも‥
私があお向けで寝ころんだその上に赤ちゃんをうつ伏せで寝かせて飲ませたり(すごい体勢です‥(笑))、
私が立ってユラユラ縦抱っこのまま飲ませたり‥と色々しましたが、
驚きなことに、立ってユラユラ抱っこ 結構いけます。
ぐいぐい飲んでくれますが、お母さんが少ししんどいです。
”抱っこの体勢を変えてみる”は結構おすすめです。
遊び飲みはちゃんと飲めているのか?
1人目みいちゃんが3か月のとき、少し飲んでは止めを繰り返していて、ちゃんと母乳を飲めているのかとても心配したことがありました。
助産師さんによる赤ちゃん訪問も終わって間もなかったし、
小児科に予防接種に行くのも少し先だったので、当分誰にも相談できない。
誰かに不安な気持ちを聞いて欲しくなりました。
そこで電話をし、市の保健センターに相談に行きました。
そこで保健師さんに遊び飲みのことを話し、「じゃあちゃんと飲めているのか母乳量測定してみよう。」ということになりました。
みいちゃんが母乳を飲む前の体重と、飲んだ後の体重を量ります。
母乳の1mlの重さが1gなので、差を計算すると飲めている量が分かります。
そこでもやはりいつもと違う環境ということもあり、部屋中をキョロキョロ見渡し、全然飲んでくれません。
左右合わせて7分飲めたでしょうか。
もう全然飲めてないや。と思い量ってもらったら‥。
「えっと‥差は‥87gですね。」
”あれ!それだけの授乳時間なのに意外と飲めてるんだ”そう思いました。
3か月になると赤ちゃんの方もずいぶんと母乳を飲むのもうまくなって、吸う力も強くなっているとのことでした。
それにしてもなんだか意外でした。本当にほとんど飲んでる感じがしなかったので。
そこで分かったのが、赤ちゃんの遊び飲みは、いっときのこと。
なので神経質になりすぎず、”いつかは終わる”とおおらかな気持ちでいるのが良いかもしれないと感じました。
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