母乳育児の最強の味方【たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶】の効果とは?

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母乳育児をしていると、雑誌や育児サイトでよく目にする たんぽぽコーヒーの特集ですが、母乳育児をなさっている方はもしかすると一度くらいは飲んだことがあるかもしれません。

飲むことによって母乳の出が良くなるなんて、なんだか魔法の薬のような存在です。

たんぽぽコーヒーの特集を見ていると、効果は人ぞれぞれで、さまざまな感想が寄せられています。(とくにネット上)

まず味ですが、ティーバックをマグカップに入れて熱湯を注げばたんぽぽコーヒーになりますし、やかんに入れて煮出すとたんぽぽ茶になります。

【母乳の出】が良くなる食べ物とは?でも書きましたが、1人目みいちゃんが生後5か月頃に急に母乳の出が悪くなり、藁にもすがる思いで試してみた、たんぽぽコーヒーでした。
その時は本当に母乳が出ていなかったので(みいちゃんの喉元からゴクゴク飲む音がしない)、たしかあの時は濃いめのたんぽぽコーヒーを入れてみたのでした。

世間の感想を読んでいると「味がニガテ」という方もいるように思います。

ですが、私は意外と好きでした。コーヒーとか言いながら、やはり本物ではないのでコーヒー味ではないけれど、私が飲んだものは、なかなかまろやかで(不思議とコーヒーがとろっとしている)やさしい味わいでした。

始めは”たんぽぽ”と言われて身構えていましたが、ふつうに美味しいし、健康志向な方からは好かれそうな存在です。
もしかすると世間の酷評は”たんぽぽ”をコーヒーにすることに対してのイメージからきているのもあるのではないかなと感じました。

私は母乳育児中に、たんぽぽコーヒーに出会えていなかったら、おそらく途中で母乳育児をあきらめていたと思います。

それくらい何度も母乳の出が悪くなったときに助けてもらいました。

その神秘のたんぽぽコーヒーについて今日はふれていきたいと思います。

 

たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶とは一体何か?

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たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶ってそもそも何でしょう?道端で咲いている、あのたんぽぽ?
どうやって作っている?
たんぽぽをお茶にして飲むって、なんだか漢方っぽい?など色々な疑問がありますよね。

たんぽぽコーヒーについて知れば、食わず嫌いの人も好きになるかもしれません。
色々調べてみました。

 

たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶の歴史

 

19世紀のアメリカ合衆国で考案され、1980年代の「New York Albion」に作り方の紹介記事が掲載されたと言われています。
また、コーヒー豆の供給が破たんした第二次世界大戦中には、ドイツでコーヒーの代用として広く飲まれた歴史があります。

中国では2000年前からすでに、たんぽぽ茶の効果効能について知られ、たくさんの人から愛飲されたいたそうです。
たんぽぽは本草綱目(ほんぞうこうもく)という、分厚く内容が充実した中国の薬学著書がありますが、そこにも記載がある薬草になります。

日本では江戸時代にいくつかの本にたんぽぽが食用されていたという記録が残っています。
日本でも、もうその頃すでにたんぽぽの効能が利用されていたのですね。
とても歴史が長く、たしかな物だということに気付かされます。

 

たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶はどうやって作られているのか?

 

たんぽぽ茶(コーヒー)の呼び名はサイトによってさまざまですが、「一緒の物です。」と謳っているところが多いです。

調べていくと実は少し違うようです。

たんぽぽ茶‥たんぽぽの葉、茎、根を粉砕して作ったもの
たんぽぽコーヒー‥たんぽぽの根を粉砕して作ったもの

結局たんぽぽに変わりありませんが、抽出部が少し違うということです。

また、製法と飲み方ですが、

・たんぽぽ茶‥たんぽぽの葉、茎、根を乾燥させて細かく刻んだものを、そのまま煎じて飲む。
・たんぽぽコーヒー‥一旦炒めたものを、フィルターで濾して飲む。

本当はこうやって飲むんですね。

私たちは売られているティーバックにお湯を注いだり、やかんで沸かしたりして、コーヒーにしてみたり、お茶にしてみたりしていますが、本当はそもそもが違うようです。

 

たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶の成分と効能

 

主にカルシウム、鉄、リン酸、ビタミンA,B1,Cが含まれており、とくに注目されているのがショウキT-1に含まれるタンポポT-1という成分です。
この成分は良質のたんぽぽ50kgから1gしか取れない、とても貴重な特殊成分です。

そんなタンポポT-1に期待できる主な効能は‥

○利尿作用‥腎機能の改善やむくみ解消。

○毛細血管の拡張‥冷え性、むくみ、肌荒れの改善。

○ホルモンバランスの調整‥生理不順や生理痛、更年期障害、排卵障害などの改善。

○肝機能の促進‥胆汁分泌を促進して肝機能を改善へと導く。C型肝炎の抗ウイルス作用も確認されている。

○血糖値の上昇抑制‥「イヌリン」と呼ばれる多糖体が含まれているため、糖の吸収を遅らせ食事後の血糖値を抑える働きがある。

また、タラキサシンという苦み成分が含まれているのですが、タラキサシンには母乳の分泌を促す効果があります。
血流も改善するのと合わせて母乳の出に効果が期待できそうですね。

 

たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶をうまく取り入れよう

たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶の効果的な飲み方

 

飲み方はたんぽぽコーヒーを作っている会社ごとに少しずつ違って、決まった飲み方や量はないように思います。

母乳育児中は一日2リットル以上の水分摂取が必要となってきます。
そのため、一日中こまめに飲む必要がありますが、一気に飲むとすぐに体外に排出されてしまうので、飲むときはゆっくり少しずつが良いです。

そうすると、体内の老廃物も排泄しやすい環境になり、代謝も上がり体のサイクルが調いやすくなります。

私は授乳が終わったあと、家事が終わったあと、トイレに行くとき、おやつのとき‥など200Mlのマグカップに、やかんで作っておいたたんぽぽ茶を注いでこまめに飲んでいました。

また、2人目けいくんを出産したときは、自宅に帰ってから、たんぽぽ茶を沸かし常温くらいまで冷やして、2Lのペットボトルに注いでリビングに置いておき、自分専用で一日中ちびちび飲んでいました。
ちょっとしたノルマみたいなかんじで。

あるとき本当に母乳の出が悪くなったときは、ティーカップに熱湯を注いで、ティーバックをよく振り出して濃いめで飲んでいました。
飲んで少しすると胸のあたりがじわじわ熱くなり出し、わりとすぐに効いてるのが分かりました。

習慣化したときには気付いたら、3Lのやかんで煮出して家族全員が飲んでいました。(ティーバックで3L‥(笑))

 

 

まとめ

 

たんぽぽコーヒーやたんぽぽ茶は母乳育児をしていなくても、誰でも飲めて、栄養価も高く、体にうれしい作用がたくさんあります。

水分補給や頻回授乳を頑張っていても母乳の出が悪い場合は試してみる価値があります。

私は今まで本当にたんぽぽコーヒーに助けられてきたので、胸を張っておすすめします!

母乳量を増やして楽しい母乳育児しましょう♪